発達障害は性同一性障害を併発する!? 併発してしまった方たちの実態と誤認を避けるための対処法

自分の性別に違和感を持ち、身体的治療を望む方のことを性同一性障害といいます。

この性同一性障害ですが、あるキッカケにより、発達障害の方が併発してしまう恐れがあります。

 

今回はなぜ発達障害が性同一性障害を併発してしまうのかと、併発してしまった発達障害の方の実態、誤認を避けるための対処法をご紹介します。

 

なぜ性同一性障害を併発してしまうのか

発達障害の方の中にはコミュニケーションが苦手だったり、うまくできない方が多くいます。

このことから幼少期になると周囲から孤立してしまい、うまく周囲に馴染めない自分に「周りとは何かが違うのではないか」と感じてしまう方もいるそうです。

このことから一部の発達障害の方は、こうして感じた違和感に「自分は本当は違う性別なんだ! だからうまくいかないんだ!」という答えを出してしまうそうです。

 

これが発達障害の方が、性同一性障害を併発してしまう主な原因だと言われています。

 

性同一性障害を併発してしまった発達障害の方の実態

誤認による性同一性障害の場合が多い

併発してしまった場合の性同一性障害は、誤認(思い込み)であるケースほとんどです。

性同一性障害を併発してしまっているわけですから、誤認でない場合の性同一性障害の方と同じく、身体的治療を求める方も多くいます。

そのことから誤認と気づかずに、性転換(性別適合手術)までしてしまうのです。

 

GID(性同一性障害)の診断と治療のガイドラインに沿った治療を行うと、誤認の性同一性障害のほとんどの方が、「性同一性障害ではない」と診断されます。

しかし本人はそれに納得することができず、何らかの方法(簡易的な診断を行っている病院の利用など)で性転換までこぎつける方もいるそうです。

 

誤認による性同一性障害の方は、多くの場合、性転換をするまで誤認であることに気づくことができません。

そのため、性転換をすることで、自分の性同一性障害が誤認であったことに気づきます。

 

性同一性障害ではなかったことに気づいた発達障害の方たち

前述したように誤認による性同一性障害を併発していしまった場合、性転換など余程のことがない限り、それが誤認と気づくことができません。

気づいた場合、たとえ性転換をしていたとしても、性同一性障害ではないため性転換前の性別での生活に戻る方がほとんどだそうです。

 

性転換は容易な手術ではないため、術後自分が性同一性障害ではなかったと気づいたとしても、元に戻すことはできません。

そのことから自ら命を絶ってしまう方も多いそうです。

 

誤認の性同一性障害を避けるための対処法

GIDの診断と治療のガイドラインに準じた治療を受ける

発達障害以外に、うつ病や統合失調症などの精神障害にも、誤認の性同一性障害を併発してしまう恐れがあることがわかっています。

そのためGIDの診断と治療のガイドラインには、精神障害の診断が組み込まれています。

 

そのことから、ガイドラインに準じた治療を行っている病院を受診を受診することが一番の対処法だと言えますね。

 

適切な病院を選ぶ(病院の選び方)

一番手っ取り早いのは病院に直接電話し、ジェンダーアイデンティティー(心の性)の判定、身体的性別の判定、精神障害の診断などを行っているのかを確認することです。

これらはすべてGIDの診断と治療のガイドラインに組み込まれています。

ホームページに治療内容を記載している病院もあり、そこも判断材料になりますね。

 

わたしは病院を二か所受診しましたが、一か所目は「遠くから(大阪から東京に)来るだけ行動力があるんだから間違いないだろう」というかなり簡易的な診断で性同一性障害と診断されました。

二か所目は何か月もかけてカウンセリングを行い、500問近くある質問や、血液や染色体の検査など、性同一性障害と診断されるまで4か月ほどかかりました。

同じことを診断しているのにここまで差があるのは驚きますね。

 

前述した通り、ガイドラインに沿って治療を進めると、何か月もの時間を要する場合がほとんどです。

時間もかかりますし、面倒に感じてしまう方もいるかと思いますが、後悔しないためにもこういうしっかりとした診断、治療を行ってくれる病院を選びたいですね。

 

まとめ:性同一性障害か悩んでいる方は適切な診断を受けることがおすすめ

発達障害などの精神障害を持つ性同一性障害の方を否定するわけではありません。

少なからず発達障害を持つ(誤認ではない)性同一性障害の方もいると思います。

 

しかし取り返しのつかない状態になってからでは遅いと思います。

自分が性同一性障害か悩んでいる(はっきりしない)という方は、適切な診断を受けることのできる病院を受診することをおすすめします。

 

誤認だったら大変だにゃ

 

おしまい。

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