『性同一性障害』とは:知らない人は必見!? 性同一性障害をわかりやすく解説 Part1

ここ数年で、カルーセル麻紀さんやはるな愛さんなど、様々なトランスジェンダーの方たちがメディアなどで活躍していますね。

LGBTやセクシャルマイノリティ(性的少数者)が取り上げられるようになったことで、「性同一性障害」の存在がこれまでに比べかなり浸透してきました。

 

それでもまだ「性同一性障害がどういうものなのかわからない」という方も多いのが現実です。

今回は、まだ性同一性障害のことがあまりよくわからない、知らないという方に、性同一性障害のことをわかりやすく解説致します。

LGBTとは

レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとって作られた言葉です。

 

「性同一性障害」とは

 

「性同一性障害」とは「心の性(性自認、自身が認識している性別)」と「体の性」に違和感を感じ、身体的治療により身体的にも心の性に近づけたいと思う方たちのことをいいます。

 

画像のように「心は女なのにどうして体は男なの?」「心は男なのにどうして体は女なの?」「心と体の性を一致させたい!」という状態なのです。

近年では障害という表現が争点となっており、性同一性障害を性別違和、性別不一致、性別不調和と改称するよう動いているそうです。

 

「性同一性障害」=「トランスジェンダー」ではない

最近ではLGBTなどのセクシャルマイノリティが取り上げられる際、「トランスジェンダー」という言葉が使われたりします。

「性同一性障害」と「トランスジェンダー」、どちらも同じ意味のように聞こえるかもしれませんが、実は同じ意味ではありません。

 

まず「トランスジェンダー」とは性同一性障害を含む「心の性」と「体の性」に違和感を感じている状態の方たちのことを指す言葉です。

その中でも前述したように身体的治療により、身体的にも心の性に近づけたいと思う方たちのことを「性同一性障害」といいます。

 

このことから「性同一性障害」は「トランスジェンダー」の中から、さらに細分化された存在ということがわかりますね。

 

同じ「トランスジェンダー」の中でも、「性同一性障害」の方は身体的治療により、体の性と心の性を一致させたいと思っていますが、「トランスジェンダー」の方の中には身体的治療を望まず、自身がトランスジェンダーであることをアイデンティティー(個性)としてオープンにしている方も少なくありません。

しかし日本ではどのような生き方を選択したか(身体的治療を望んでいるか望んでいないか)に関わらず全ての「トランスジェンダー」を「性同一性障害」としてメディアに取り上げられることがあり、未だに同じような意味として使われていることもあります。

 

これでは人によって「トランスジェンダー」に対してのとらえ方が変わってしまいますね。

「心の性」と「体の性」に違和感を感じているからと言って、すべての方が身体的治療を望んでいるとは限らないのです。

 

トランスジェンダーにも種類がある

下記のようにトランスジェンダーは大きく分けて4つ(またはMtFとFtMの2つ)に分類されます。

【MtF】

「心の性」が女性で「体の性」が男性の方。

【FtM】

「心の性」が男性で「体の性」が女性の方。

【MtX】

「心の性」が男性・女性のどちらにも当てはまらず「体の性」が男性の方。

【FtX】

「心の性」が男性・女性のどちらにも当てはまらず「体の性」が女性の方。

 

MtFとFtMの方は「心の性」と「体の性」が逆というだけなので想像しやすいと思います。

MtXやFtX(Xジェンダー)の方はMtFやFtMと違い「心の性」が男性・女性のどちらか一方に当てはまらず、両性、中性、無性と3種類に分類されます。

目標とする性別を明確にできないことから、最近ではXジェンダーの方をトランスジェンダーには含まず、Xジェンダーの他に「ジェンダークィア」や「第3の性」と表現されることが多くなっています。

 

まとめ

「性同一性障害」と「トランスジェンダー」がイコールではないなど、当事者でもいまいちよくわかっていないことが意外と多く、「LGBT」や「セクシャルマイノリティ」という言葉が取り上げられ始めた今だからこそ、これを機にたくさんの方に知ってほしいと思います。

そしてこういったセクシャルマイノリティの方たちが、マイノリティ(社会的少数派)という存在から社会一般的に普通と呼べるくらいまでたくさんの方に認知され浸透してほしいですね。

 

いろいろあってややこしいにゃ

 

おしまい。

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