【ネタバレ】「女子的生活」1話を見た感想! トランスジェンダーへの関わり具合によって感じるものが違うドラマ

1月6日、トランスジェンダーを題材にしたドラマ「女子的生活」が始まりましたね!

わたし自身が当事者であることもありいろいろと感じる部分もありました。

 

今回はその部分を含め、わたしが感じたこのドラマの感想をお話しします。

 

知識がない人には少し理解が難しい題材?

出典:女子的生活

主人公のみきはトランスジェンダーであり、レズビアン(女性の同性愛者)でもあります。

体の性と心の性に不一致を感じるトランスジェンダーですが、必ずしも心の性と逆の性の方を恋愛対象にするとは限りません。

 

ドラマの中で久しぶりに再会した同級生の後藤は、みきが体の性と心の性に不一致を感じていて女性として生活しているという説明を受けました。

後藤も性同一性障害のことは知っていましたし、この辺りはすんなり理解をしていたように思います。

 

そしてみきは自分がレズビアンで女性が好きということも説明していました。

当事者やトランスジェンダーに対しての知識がある方からすれば理解しやすいことだとは思いますが、トランスジェンダーに対しての知識がない方からすれば少し理解しにくい説明だと思いました。

 

実際に後藤も「心が女性なのに恋愛対象は女性?」というような疑問を抱いていたと思います。

ドラマの尺の問題もあるのかもしれませんが、この疑問に対して「トランスジェンダーで検索」の一言で片付けてしまったのは残念に思いました。

 

トランスジェンダーに対しての社会的な理解の浸透を制作の目的に含んでいるのかはわかりませんが、もう少し掘り下げて説明して欲しかったですね。

※実際にトランスジェンダーで検索すると上位に出てくるWikipediaには、トランスジェンダーは必ずしも異性愛であるとは限らないことが明記されています。

 

みきの「くそうめぇ」という発言

みきが学生の頃によく食べていた菓子パンを久しぶりに食べた際、懐かしの味を感じたからか「くそうめぇ」と発言していました。

トランスジェンダーではない女性の方でもこのような発言をする方もいますが、トランスジェンダーが題材であるため「男に戻った」「男の部分もあるんだ」という印象を与えてしまうこともあるのではないかと感じました。

 

過去にメディアはトランスジェンダーを「男好き」「怒ったら男に戻る」など男であったことを強調して表現し、「オカマ」「オネエ」というキャラを確立させていました。

このことから「(心の性も含め)根本的な部分は男性」と思っている方は多くいると思います。

 

性格面や口調って「男性らしさ・女性らしさ」という部分はあっても、実際には男女差ってあまりないものだとわたしは思うのですが、人によっては誤解を生む表現なのかなと思いました。

 

トランスジェンダーの様々な悩みが盛り込まれている

ドラマの中では下記のようなトランスジェンダー(特に心の性が女性で体の性が男性のMtF)ならではの悩みが多く表現されていました。

  • 将来への不安
  • 足が大きいことで選べる靴のデザインの幅が狭い
  • 年齢を重ねても女性らしくいられるか不安
  • 受け入れてもらえるかなどトランスジェンダーの恋愛問題

ドラマの中でもみきが「結婚したいなぁ~って思うような人に出会って、その人がそう思ってくれる確率ってどれだけ低いと思ってんの」と言っていました。

 

みきが結婚するならトランスジェンダーを受け入れてくれ、女性同士の恋愛に対して寛容で、さらに結婚を考えてくれる人を見つけなくてはいけません。

みきがこう思ってしまうのもわかりますし、共感したトランスジェンダーの方も多いのではないかと思いました。

 

トランスジェンダーにとってすごくいい環境

みきの職場や同級生の後藤など、みきの周りにはトランスジェンダーであることを受け入れ応援してくれる方が多くいました。

「心が女性なのに恋愛対象は女性?」という疑問を抱いていた後藤も、数日後には受け入れ応援していましたね。

 

ある意味トランスジェンダーが当たり前の存在として描かれているようにも思いますね。

 

時代の変化もあり実際に環境に恵まれているトランスジェンダーの方も多いと思います。

トランスジェンダーが心の性の通りに生きるには、周りの環境もすごく重要なので、すごくいいことだなと思いました。

 

トランスジェンダー演じる志尊淳の演技

出典:女子的生活

志尊淳さんは元々中性的な容姿をしていますし、みき役を演じている姿もリアリティがありました。

どんな役にも言えることですが、その役柄のリアリティって視聴者に作品を伝える上でとても重要なことだと思うので、トランスジェンダーの実態をきちんと表現している志尊淳さんはすごいと思いましたし、トランスジェンダーに対して理解のある方なんだろうなと思いました。

 

まとめ:トランスジェンダーにどれだけ関わりがあるかによって感じるものが違うドラマ

トランスジェンダーの方やそうでない方、周りにトランスジェンダーがいるという方など、トランスジェンダーにどれだけ関りがあるかによって感じるものが違うドラマだなと思いました。

 

次回予告でみきが「君って男ですよね」「変態だなぁ」などトランスジェンダーが言われて傷つくことの多い言葉を浴びせられていました。

トランスジェンダーには少なからず起こりうる問題なので、この話を進めていくのか次回が気になりますね。

 

ぼくも続きが気になるにゃ!

 

おしまい。

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2 Comments

コウ

そろそろはるな愛さんの突然男に戻るキャラも、オネエタレントっていうジャンル分けも無くしていってほしいですよね。芸能人である当人にとっては死活問題かもしれないけど、メディアでのああいう扱い方で本当に苦しんでるトランスジェンダーの人にとっては、メディアでの変な解釈のせいで余計に苦しまなければならない人も出てきてしまいますよね。

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わかな

認知は広がってきてますけどメディアの影響による誤解って意外と根強いですもんね
オネエタレントっていう枠はまだ残ってると思いますが、はるな愛さんのような元男っていう売り方はもう亡くなってきたように思います!
最近LGBTをテーマにした番組も増えてきてるので、若い世代からは考え方が変わっていってると思います。

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