トランスジェンダー

『LGBT』とは:LGBTQの「Q」とLGBT+αで構成された様々な用語の解説

投稿日:2018年2月21日 更新日:

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近年セクシャルマイノリティを可視化した言葉としてLGBTという言葉が使われるようになりました。

一部ではこのLGBTにQを足してLGBTQと表現されていることもあります。

 

今回はLGBTQの「Q」の意味と、LGBT+αで構成された様々な用語を解説していきます。

 

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LGBTとは

まず「Q」の解説をする上で重要なLGBTを知らない方のために、LGBTについて説明します。

LGBTとは下記の4つの言葉の頭文字をとって作られた言葉です。

女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)
男性同性愛者(ゲイ、Gay)
両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)
トランスジェンダー(Transgender)

セクシャルマイノリティの方が周囲にいない方でも、比較的知っていることの多いセクシャルマイノリティが含まれた言葉ですね。

 

LGBTはセクシャルマイノリティを可視化した言葉と前述しましたが、上記の4つ以外にも様々なセクシャルマイノリティが存在するため、少し限定的な表現です。

 

ちなみに上記の4つの言葉はLGBTという1つの言葉に集約されていますが、同性愛者(ホモセクシャル)と両性愛者(バイセクシャル)は性的指向を指す言葉であるのに対し、トランスジェンダーは心の性と体の性に違和感を感じている方を指す言葉です。

 

LGBTQの「Q」とは

問性愛の「Q」

LGBTに含まれている性的指向(同性愛者、両性愛者)の他に、問性愛(クエスチョニング)という性的指向が存在します。

問性愛とは自分の性別や性的指向が定まらず迷っている状態を指す言葉です。

 

性別や性的指向が定まっていないことから、LGBTいずれにも当てはまっていないことがわかりますね。

LGBTQの「Q」はこの問性愛(クエスチョニング、Questioning)の頭文字を加えた言葉なのです。

 

クィアの「Q」を意味している場合もある

セクシャルマイノリティにはクィア(Queer)という言葉が存在します。

クィアとは同性愛者や両性愛者、トランスジェンダーなど、様々なセクシャルマイノリティ、性的指向に加え、異性装やサディズム、マゾヒズムなどの性的嗜好をまとめて表現した言葉です。

 

LGBTQの「Q」はこのクィアを意味している場合もあります。

クィアだけでもLGBTQを表すことができるため、クィアをわかりやすく表現するためにこちらの言葉を用いるのかもしれませんね。

 

LGBT以外にも存在するセクシャルマイノリティを指す様々な言葉

LGBTや前述したLGBTQ以外にも、セクシャルマイノリティを指す様々な言葉が存在します。

意味も含めて簡単に紹介していきます。

 

LGBTT

LGBTにトランスセクシャル(Transsexualism)の頭文字を加えた言葉です。

 

トランスセクシャルとは「心の性」と「体の性」に違和感を感じ、身体的治療により「体の性」を「心の性」に近づけた方、またはそれを望む方たちを指す言葉です。

この言葉は時代により意味が少しずつ変化している言葉で、現在は上記の意味から、日本でいう性同一性障害に位置するような言葉ですね。

 

日本では性同一性障害という言葉あるためか、ほとんど使われることはありません。

 

LGBTTT

上記のLGBTTに更にトゥー・スピリット(Two-spirit)の頭文字を加えた言葉です。

 

トゥー・スピリットとはアメリカ(インディアン)やカナダの先住民の間で歴史的に認められてきた性で、「自分の身体には女性と男性の魂が同時に存在している」と感じている方たちを指す言葉です。

過去のインディアン社会では男女の役割は個人の判断に任されていたようで、トゥー・スピリットの方の社会的な役割があった時代ではマイノリティという扱いはなく、尊敬される存在だったようです。

 

ちなみに一部の地域ではこの歴史が残っており、生まれた時の性別に関係なく男女の役割を選択できるようです。

 

LGBTTI

前述したLGBTTにインターセクシャル(Intersexualの頭文字を加えた言葉です。

 

インターセクシャルとは身体的な性別(体の性)を男性・女性どちらにも分類できず、性染色体に異常がみられる方のことを指す言葉です。

男性と女性の性器両方を持った方(両性具有者)もインターセクシャルに含まれます。

 

「性分化疾患」とも呼ばれていますね。

 

LGBTA

LGBTに無性愛者(アセクシャル、Asexual)の頭文字を加えた言葉です。

 

無性愛者とは、恋愛・性愛の対象がなく性的指向を持たない方を指す言葉です。

無性愛者の方は恋愛感情を抱くことがなく、性的に興奮することもないそうです。

 

恋愛感情を抱いたり性的に興奮することはありませんが、家族愛など恋愛からくるものとは違う愛情は抱くそうです。

 

LGBTTQQIAAP

LGBTに前述したトランスセクシャルなど下記の言葉の頭文字を加えた言葉です。

トランスセクシャル(Transsexualism)
問性愛(クエスチョニング、Questioning)
クィア(Queer)
インターセクシャル(Intersexual)
無性愛者(アセクシャル、Asexual)
アライ(Ally)
全性愛者(パンセクシャル、Pansexual)

アライとはストレート・アライの略で、人権の平等化やLGBTの社会運動を支援する方たちを指す言葉です。

セクシャルマイノリティではない異性愛者の方や、LGBTを家族や知人にもつ方たちを中心とした団体も存在しています。

 

そして全性愛者(パンセクシャル)は性的指向に性別という概念を持たず、どんな性に対しても同じように性的指向を持つことを指す言葉です。

両性愛とは違い男性と女性を区別せずに人を好きになる方がほとんどだそうです。

 

まとめ:セクシャルマイノリティを指す言葉は多種多様に存在する

LGBTQ以外のLGBT+αで構成された言葉は、日本で使われることはほとんどありませんが、様々なセクシャルマイノリティが存在することがわかりますね。

まだLGBTという言葉もそれほど浸透してはいませんが、マイノリティ(少数者)と言われているだけあり、一般的に知られていないセクシャルマイノリティはまだ数多く存在します。

 

自分の知らなかったセクシャルマイノリティなどに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

ぼくもまだまだ知らないことがたくさんにゃ

 

おしまい。

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