【タンパク質変性作用】合成界面活性剤はタンパク質を変性させるのか?

アミノ酸が数個つながったものをペプチド、たくさんつながったものをタンパク質と言います。

 

タンパク質は水素結合、イオン結合、ファンデルワールス力、疎水結合などの力によって、その構造を保っています。

熱を与えたり、極端にpHを変化させたりすると、その構造を維持できず変性してしまいます。

 

卵もタンパク質変性作用を利用している

わたしたちの身近にあるもので、わかりやすい例として卵があります。

卵は熱することで固まってきますよね?

これは熱を加えることにより水素結合が切断されタンパク質が変性することによって起こる現象です。

 

全ての界面活性剤にタンパク質変性作用がある

合成界面活性剤にも水素結合を切断するタンパク質変性作用があります。

しかし天然、合成、問わず全ての界面活性剤にタンパク質変性作用があり、種類によってタンパク質変性作用の強さが変わります。

 

種類についての詳細はこちらをチェック!

【界面活性剤】美肌になるためにチェックしておきたい要注意成分の基礎

 

界面活性剤の中でも陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤は特にタンパク質変性作用が強く皮膚への刺激が強いです。

非イオン界面活性剤は界面活性剤の中ではタンパク質変性作用がかなり弱く、界面活性剤の中では一番刺激が弱いです。

両性イオン界面活性剤は陰イオン界面活性剤、陽イオンほどのタンパク質変性作用はありませんが非イオン界面活性剤よりはすこし刺激があります。

 

極端なpHの変化によってもタンパク質変性は起こる

酸性、アルカリ性には強さの度合いがあり、この度合いを表すのにpH(ピーエイチ/ペーパー)を使います。

出典:ノンサンディングは本当に爪に優しい? – SHINYGEL OFFICIAL ONLINE SHOP

 

0に近づくほど酸性で14に近づくほどアルカリ性となります。

人間の皮膚は通常、弱酸性でpH4.5〜6.0の間に保たれています。

このpHが極端に酸性やアルカリ性に傾くことでもタンパク質変性が起こります。

弱酸性が肌に優しいと言われているのはこのためで、石鹸は基本、アルカリ性なので刺激が強いと言えます。

 

いいものを選べば石鹸より肌に優しいんだにゃ

 

おしまい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です