【MtFの恋愛記】Part1:重すぎた初恋の思い出

皆さんは恋愛していますか?

性同一性障害の女性
性同一性障害の女性

この先、誰かを好きになることなんてあるのなぁ

こんな風に思う方も多いと思います。

そこで今回はMtFのわたしがどんな恋愛をしてきたのかをお話しします。

わかな
わかな

今回は初恋のお話しです

初恋は高校2年生の時でわりと遅め

初恋って甘酸っぱくていい響きですね!

早い人は小学生で初恋をしたという人もいると思います。

そんな中、わたしの初恋は高校2年生の時で、一般的には遅めの初恋でした。

相手は同じクラスの男の子

実は1年生の頃から彼の存在を知っていて、その頃から既に何となく気になっていました。

初めての恋、どうしていいのかわからないもののわたしの気持ちは常に舞い上がっていました。

過去最高の猛アピール

当時のわたしのアピール方法は「下から目線」と「ボディタッチ」です。

MEMO
下から目線は上目遣いと違い、相手の斜め下から見上げるように相手をみることを指します。

美術系の学校だったので席を自由に移動できる授業も多く、相手の斜め下を陣取ることは案外簡単でした。

わかな
わかな

当時はこの下から目線が1番可愛いと思っていたんですよね〜

ボディタッチは単に「好きな人に触れたい」という気持ちからよく触っちゃっていました。

太ももに触るのが好きだったので、よく触っていたのですが周りから見たら完全に変態ですね。

美術系の学校ならではの周りの目

心は女性といえど、当時はまだ女性として生活していなかったため見た目は完全に男同士です。

しかしわたしはそんなことはお構いなしに猛アピールしました。

その頃の周りの目はすこし変わっていました。

わたしの学校は美術系の学校であるため、ボーイズラブ系のアニメ・漫画が好きな人が多くいます。そのことから、わたしと好きな人をモチーフにしたボーイズラブ系のイラストがよく描かれていたようです。

おかしないじられ方ですが、わたし的にはすごく嬉しかったに何の悲しみもありませんでした。

MtFあるある「お前が女やったらよかったのに」

MtFなら好きな人には女性として見てほしいですよね。

見た目が男性同士で相手が「男同士なんて」と思う人だとしても、相手に好意を寄せるうちに相手の考え方が変わる時があります。

相手が自分のことを好きになってくれたり、そこまで行かなくても「お前が女やったらよかったのに」と思考が変化するのです。

恋愛が怖いと感じるMtFの方には信じがたいことですが、この現象、意外とあるあるなのです。

わたしの主観ですが学校では付き合う前の男女のような楽しい生活を送っていました。

そんな中、彼が放った一言が「お前が女やったらよかったのに」です。

わかな
わかな

いや、もっと好きになってまうやろ〜

この言葉がめちゃくちゃ嬉しかったですし、言われた時の情景は今でも覚えています。

しかし、女になるには容易ではないためこの言葉にはよく悩まされました

その気になってしまう出来事も多かった

今思えば仲のいい友だちに送る行動とも取れるのですが、わたしの気持ちを加速させるような出来事も多くありました。

美術系の学校だったので、夏休みには美術館に行きレポートを書かなくてはいけません。

夏休み明け、わたしが猫好きだと知っていた彼は猫の定規を買ってきてくれました。

わかな
わかな

嬉しすぎるやろ〜

北海道でのスキー学習では、旅館内にあるお土産屋さんに白くまの手袋が売っていました。

わたしが欲しいと言っていたからと、わたしのお風呂の時間中、その手袋を誰にも買われないようにとずっと持ってくれたりもしてくれました。

わかな
わかな

ずきゅんっ!!

わたしの勘違い何でしょうか?

もう付き合えるんじゃない?と何度も思わされました。

初恋の重さは100キロのダンベル級

好きな人には幸せになって欲しいと思います。

しかし初恋は自分のエゴが入ってしまうことも多いものですね。

わたしの初恋も相当重く、自分のエゴも満載だったと思います。

この頃のわたしはかなり嫉妬深く、彼が他の友だちと話しているだけでも嫉妬していました。

女の子と話しているならまだしも、男の子と話しているだけでも嫉妬してしまっていました。

これだけでも重いと思いますが、極め付けは誕生日プレゼントです。

どうせなら彼の欲しいものをあげたいと、彼が以前から欲しいと言っていたミュージックプレーヤー(当時流行っていたiPod)をプレゼントしました。

このミュージックプレーヤー、なんと3万もするんです!

高校生からすれば、破格の金額の誕生日プレゼントですよね。

金額面など、相手がそれをもらってどんな気持ちになるかなど全然考えてなかったんです。

案の定、相手からは影で怖いと思われていた時期もあったようです。

ミュージックプレーヤーで怖いと思われた件はなんとか解消したのですが、彼はミュージックプレーヤーを使いこなすことができず、1度も使ってくれることはありませんでした。

ちなみにそのミュージックプレーヤーはお姉ちゃんにあげたようです。

この出来事で自分の重さを自覚しました。

初恋は惨敗

わたしの学校は2年へ学年が上がる際にコースを選択し、2年生時のクラスのまま3年生に進級します。

3年生に進級した際、彼の部活に入ってきた1年生の後輩と彼は付き合うことになりました。

ショックは受けましたが、顔も見たことない存在だったので、立ち直りはかなり早かったです。

彼に彼女ができたものの、彼とわたしの関係はいままで通りでした。

そして高校を卒業する日がやってきました。

卒業後も高校で知り合った仲のいい友だちとよくいっしょに遊んでいました。

彼もいっしょに遊ぶ約束をしていたのですが、彼がいつもドタキャンをするので、卒業後いっしょに遊ぶことはできませんでした。

LINEが流行り出した頃、彼とLINEが繋がり彼から「誰ですか?」と連絡がありました。

これをきっかけに一度電話し、お互いの近況を話し合います。

彼は既に彼女と別れていたこともあり、わたしはまだ彼のことで煮え切らない気持ちを抱えていました。

そしてその気持ちをどうにかしたくて、わたしは当時流行っていたSNSのmixiのメッセージ通して、彼に自分のことをカミングアウトし気持ちを伝えました。

彼はわたしの気持ち性同一性障害ということに気づいていた

メッセージを送った数日後、彼から連絡が帰ってきました。

彼はわたしがカミングアウトする前から、わたしが「性同一性障害なのではないか」と思っていたらしく、わたしの気持ちにも気付いていたようです。

彼なりにわたしのことはいろいろ考えてくれていたようで、ドタキャンの理由もわたしが性同一性障害であることを受け入れられるわからず悩んでいたからだったからでした。

いろいろ考えた末、やっぱり受け入れられないという結論に至ったようで、メッセージには「このメッセージで終わりにしましょう。返信もしないでください。」と書かれていました。

一方的に関係を断ち切られてしまいましたが、丁寧な敬語での文面で彼なりの誠意がよく伝わるメッセージでした。

こうしてわたしの初恋に終止符が打たれました。

まとめ

今回はMtFの恋愛、初恋についてお話ししました。

わかな
わかな

恋が叶わず傷つくこともありますが、世界には沢山の人がいるので、失恋したとしてもめげずに前に進みたいですね

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