ペットの死を経験したわたしの心境と愛猫ライチの記憶

2020年1月20日、飼っていた猫のライチが亡くなりました。

葬儀屋さんに行った際「今は悲しくてもわたしたちはいずれ忘れていってしまうから大丈夫」と言われ、いい意味でも悪い意味でもグサっときました。

今回はその時の気持ちを忘れないためにも、ペットの死を経験してわたしが感じたこと、その時の状況、ライチのことをお話ししたいと思います。

辛いし寂しい気持ちでいっぱいですが、すこしでもライチのことが皆さんの記憶に残れば幸いです。

感謝と申し訳ない気持ちでいっぱい

ライチは4歳8ヶ月という、とても長生きとはいえない年齢で天国へ行ってしまいました。

人間の年齢に換算しても35歳とかなり若いです。

ライチとはたくさんの思い出もあり、寿命があるとは言ってもこれから先も長く一緒にいるんだと思っていました。

わたしのもとに来てくれてとても感謝しています。

しかし寿命で死んだわけではない分、もっと寄り添えたんじゃないかと思いましたし、いろんなことを後悔しました。

優しいライチ

ライチは知らない人でも関係なく近寄っていく人懐っこい子で、とても温厚な性格でした。

家では基本的に、ベットの上で体を伸ばしゴロゴロしている子です。

でもわたしが家に帰ってくると玄関で待機して、靴を脱ぎ家に入るとすぐにお腹を見せて寝転んでくるんです。

近づいてきてはよく毛づくろいをしてくれましたし、わたしが悲しいことがあって泣いている時は近くに寄ってきてくれていました。

チロル(今、現在飼っている猫)が初めてわたしの家に来たときも、チロルのことを気にし、慣れたころには毛づくろいもしてあげていました。

わかな
わかな

臆病者のチロルは近づくライチに攻撃していましたが、それでもライチはチロルを優しく迎え入れてあげてたんですよ!

ライチは本当に優しい子だったと思います。

生まれてから今まで約5年の間そばにいてくれたわけですが、ライチには精神面でかなり助けられていました。

ようやくチロルもライチのことを受け入れ始めたのに、生き続けてあげさせることができなくて本当に申し訳ないと思います。

死因から感じた後悔

死因は食べ物を詰まらせたことによる窒息死です。

ライチは飼い主に似てかなりの大食いでした。

勢いよく食べてしまうせいか、食後はすぐに吐いてしまうことがほとんどでした。

年を重ねていくうちに吐くまで時間がかかるようになり、死ぬ1年前くらいからは、わたしも背中をさすったりしながら吐く補助をしていました。

ご飯を細かくしたりなど、今思えばできることは多かったと思います。

今更後悔しても遅いのですが、もっと寄り添ってあげるべきでした。

ライチの死から学んだこと

ライチの死によってわたしは2つのことを学びました。

一つは「後悔しないように生きること」です。

常日頃から後悔しないように生きようと思っているのですが、ライチが天国へ行ってしまいたくさんの後悔を感じました。

「常日頃から後悔しないように」って言ってる割に全然できてなかったんですよね。

ライチの死によっていろいろ考えさせられ、そのことに気づかされました。

ライチの死から学んだこと、もう一つは「もっと人に寄り添うこと」です。

わたしは極度のめんどくさがりで、日頃から物事を後回しにしてしまうことが多い性格です。

人間関係にもそれが出ていて「自分が傷つきたくないから」「相手に変に思われるのが怖いから」という理由で、向き合うことから逃げたりすることも過去にはありました。

また相手との関係に甘えて寄り添わなかったこともありました。

ライチが食べ物を詰まらせてしまったことも、そういう癖があると知っていたのに「大丈夫でしょ」という甘えからほったらかしにしていたことも一つの原因だったと思います。

今回のライチの死で、もっと人に寄り添う勇気を出し、甘えから脱出しなくてはと思いました。

ライチの死から天国へ見送るまで

初めて大切な存在の死と直面

ライチはわたしが外出している最中に亡くなりました。

家に帰るといつものようにライチは玄関へ迎えに来てくれず、いつも迎えに来ないチロルが玄関に立っています。

いつもと違うなとは思いましたが、寝てるのかなと思いわたしは部屋に入りました。

すると部屋はアンモニア臭が充満していて、ライチもベッドの隣の窓の下に横たわっていました。

この時わたしはようやく異変に気づきました。

何度呼んでもライチは返事をしてくれず、既に体は死後硬直を起こして固くなっていました。

初めて身近で大切な存在の死に直面して、最初は頭が真っ白になりました。

辛い気持ちをどうすればいいのかわからなかったため、その時はお母さんや友だちに電話して話を聞いてもらい少し気を紛らわしました。

どうしたらいいのかわからず病院に電話しましたが、相手の冷静すぎる対応に余計涙が出てきて全然うまく話すことができませんでした。

ようやく話せるようになり葬儀屋を紹介してもらったのですが、電話もせずしばらくはぼーっとしていました。

その後、急に冷静になり紹介してもらった葬儀屋のことを調べたのを覚えています。

すでに死後硬直を起こしており、もう助からない状態だったので病院へは連れていきませんでした。

検査されて変に触られるのも嫌でしたし、早く見送ってあげたいと思ったからです。

一度は冷静になったのですが、葬儀屋に電話すると再び涙がこみ上げてきました。

全然うまく話すことができず、何度も電話をかけなおしました。

葬儀の予約にもかなり時間がかかったと思います。

時間が経ち涙も落ち着いてきたので、ライチをきれいにしてあげ、ライチがお気に入りだった毛布の上に移動させてあげました。

精神的にかなり参っていたのですが、妹が家に来てくれたおかげで気持ちは少し和らいでいたと思います。

実家に帰って最後の夜を過ごす

葬儀屋が実家から近かったことと、わたしの気持ちに気を使ってくれたお母さんの計らいで、ライチが亡くなった夜はライチと一緒に実家に帰ることになりました。

抱っこすると悲しさがさらにこみ上げてきて、泣いたり泣き止んだりを繰り返していました。

その夜はライチが天国に行く時に持っていってほしい手紙を書き、ライチには隣で寝てもらい一晩を過ごしました。

いつものように毛はふわふわで、体を伸ばして寝る姿に実は生きてて動き出すんじゃないかと何度も思いました。

しかし寝ている体制なのに目が開いていて、瞳も生気を失っています。

このことに死を実感させられ、寝る直前まで涙は止まりませんでした。

お別れの日

朝になり、いよいよライチとお別れをする日がやってきてしまいました。

葬儀にはお母さん、妹、甥っ子の4人で行きました。

葬儀屋へ行く前にライチを見送る時にライチを囲む花を買いに行きました。

選んだのはガーベラで、色は「感謝」の花言葉を持つピンクと、ライチと同じ色の白にしました。

ライチとの別れが近づいていることを実感する度に涙があふれてきます。

葬儀の説明をしてもらっている時も終始泣いていました。

ライチには棺桶に入ってもらい、お花、ライチが好きなおやつ、手紙と、ライチに天国に一緒に持って行ってほしいものを添えました。

そして最後にみんなで一言ずつ声をかけました。

ライチが寂しくならないようにと合同火葬を選んだので、ライチとはここで最後、本当にお別れです。

その日はそのまま仕事に行ったのですが、何度も泣きそうになり仕事をするのが本当に辛かったです。

ライチを見送った後

仕事が終わり家に帰るとチロルはずっと鳴いていました。

しかも一定方向を見てずっと鳴いているのです。

その光景に、葬儀屋で死後1週間は魂が家にいると言われたのを思い出しました。

悲しい気持ちになった反面、まだいてくれてるのかなと少し気持ちが和らぎました。

ライチの魂がいてくれる最後の日、わたしは務めているお店で自分のバースデーイベントをする日でした。

水商売歴は5年になりますが、この日は過去最高に成功したイベントになりました。

後付けかもしれませんが、ライチが力を貸してくれたのかなと思っています。

ライチへの気持ちの軌跡

最後の言葉、手紙

ライチへの最後の言葉である手紙、内容を考えるときにiPhoneのメモ機能を使い考えていました。

その時のメモがまだ残っていたので、その時の気持ちを残しておくためにも、この記事に書いておきたいと思います。

ライチへ

家に最初に来てくれた時はすごく小さかったね

最初は怯えていたけどすぐに慣れてくれて、いつの間にかいつも近くにいる存在になっていました。

家に帰るといつも出迎えてくれて、辛いことや悲しいことがあるとそばに寄って来てくれて毛づくろいをしてくれたこともあったよね

そんな優しいライチはチロルが家に来た時も、怯えるチロルに寄り添おうと毛づくろいしてあげてたね

犬みたいに人懐っこくて、おもちゃで遊ぶ時もおもちゃを投げると取りに行ったりしてたことは今でも鮮明に覚えてるよ!

目薬しても目やにが治らなくて、食欲旺盛すぎてご飯を喉に詰まらせやすかったりと、今思うともうちょっとしてあげられることがあった気がする

4歳と8ヶ月、まだまだ若いのに長生きさせてあげられなくて本当にごめんなさい。

突然のお別れで寂しいけど、たくさんの思い出をありがとう

ライチがいてくれて本当によかった

大好きだよ!

天国に行っても他の子たちと仲良くして元気でね!

わかなより

ライチを感じられる歌

ライチが亡くなり、ライチのこと歌っているかのような曲もいくつか見つかりました。

その曲もあわせて紹介しようと思います。

小さな掌 / Aqua Timez

希望の言葉をたくさんバッグに詰め込んで旅に出た

引き返す度に 君は受け入れてくれた

いつの日も 言葉を選ばず途方に暮れる僕

言葉に頼らず抱きしめる君

君の方がずっと淋しい思いをしきたのに

しゃがみこむ背中さすってくれる いつもそばにある小さな掌

どんなに綺麗に飾られた言葉よりも その温もりに助けられてきた

何もうまくいく時ではなく 何もかもうまくいかぬ時にこそ

人は大切な存在に気づくのでしょう どんな僕も愛してくれる君へ

ありがとう いつもそばにいてくれて

Aqua Timez 小さな掌 歌詞 – 歌ネット

わたしの中で一番ライチを感じれる曲です。

ライチの優しかった部分や、ライチのためにも前に進まなきゃと感じさせてくれます。

この歌詞の部分は特にライチを感じることができます。

つぼみ / Aqua Timez

冬の星空みたいな 冷たいその掌で

僕の手を温めようとしてくれた日を思い出す

この世界の一人一人が 誰も一枚の花びらで

つぼみとは花びらがぎゅっと 抱きしめ合っている姿で

風に千切れそうになっても 太陽に雲が被さっても

僕たちの瞳はもう涙を こぼすためにあるものじゃない

夢を見るためにあるんだよ

Aqua Timez つぼみ 歌詞 – 歌ネット

ライチの存在の大きさを実感させられる曲で、この歌詞の部分は特にそれを表していると思います。

目に見えないところでそっと ずっと 繋がっているか

僕たちは もう独りじゃない ひとつだよ

Aqua Timez つぼみ 歌詞 – 歌ネット

そしてラストフレーズのこの部分には心が温まりました。

LALALA feat. 若旦那 / 加藤 ミリヤ

この曲は加藤ミリヤさんが愛犬のLALAちゃんに歌った楽曲です。

コラボしている湘南乃風の若旦那さんは、曲の中でLALAちゃんの気持ちを代弁して歌っています。

ねえこんなにも誰かを愛しく思う

感情があったでしょう

褪せない感情 君に出会った日から

加藤ミリヤ LALALA FEAT.若旦那(湘南乃風) 歌詞

加藤ミリヤさんが歌う部分は、共感する部分が多く、ライチを想うわたしの気持ちとリンクしています。

ただあなたの傍に居たくて私にはあなたしかいなくて

「愛してる」一日中さりげなく時計を見る

まだお昼って軽く落ちる くよくよせずに乗り切れる多分

生きるって大変なことだから私があなたを慰めなきゃ

帰ってきたら笑顔で迎える それが唯一のできること

加藤ミリヤ LALALA FEAT.若旦那(湘南乃風) 歌詞

ライチはいつも寄り添ってくれていたのに、わたしはライチと同じようにライチに寄り添ってあげれていなかったと思います。

若旦那さんが歌う部分はライチがわたしに言ってくれている言葉のように感じました。

どう思ってたんだろうと本当に思うので、エゴな部分もありますが心が救われた気持ちになりました。

まとめ

今回はライチについてお話ししました。

ライチは一生忘れることのない大切存在です。

これからも忘れたくない感情を皆さんにお話ししましたが、すこしでもライチを感じていただければライチも喜んでくれると思います。

わかな
わかな

ライチが安心できるようにこれからもがんばるよ!

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