吉高由里子さん主演のドラマ「知らなくていいコト」の4話が放送されました。
今回も観たのでその感想をお話しします。
読まれる際はそのことをご理解したうえでお読みください。
第4話の感想
前回はケイトが父である乃十阿徹に再開したところで話は終わりました。その後の話が一番気になったのですが、冒頭では目が合っただけで一言も交わしませんでした。
話の中半では父についてさらに迫っていましたね。
父についてさらに迫っていく
ケイトは乃十阿徹を知る尾高さんに、さらに情報を求めました。そこで、乃十阿徹が殺害の罪を認めながら動機を一切語っていなかったことを知ります。
尾高さんはそのことに疑問を抱き、ニュースカメラマン時代に乃十阿徹を追っていたそうです。これによりケイトにも、乃十阿徹が「もしかしたら殺人犯ではないのかもしれない」という疑問が生まれました。
ラストシーンでは父の動機を探るために、父が事件を起こした場所へと向かっていましたね。
また次回予告では殺人事件を取材しており、その殺人事件の加害者は「罪を認めるが全く反論しない」という父と重なる部分がありました。まだ真相が明かされるまで時間がかかりそうですが、気になる部分ですね。
今回の「知らなくていいコト」
今回の話ではジーザス富岡の「世の中には知らなくていいコトがあるんだ」という言葉が印象的でした。ジーザス富岡が上層部に利用されていたことや、生徒たちが知らずに不正入学していることがまさにそれですよね。
今回の「知らなくていいコト」は、作中の人物ではなく視聴者視点の話だったのかなと思います。
わたしたちの周りにも「知らなくていいコト」ってたくさんありますよね。
- 「母親が過去に副業で風俗で働いていた」
- 「別れた恋人が自分の知らない部分で自分を支えてくれていた」
これはほんの一例ですが、前者は子育てのために仕方なくやっていてたことかもしれませんし、小遣い稼ぎかもしれません。
これって「知らなくていいコト」ですし、人によっては知ってしまうことでその過去自体に嫌悪感を抱き、関係が悪くなるかもしれません。
後者は尾高さんとケイトのような例ですが、その事実を知ることで「何故手放したんだろう」「復縁したいなぁ」という感情を生み出してしまうかもしれませんよね。
ケイトは実際に「何故手放したんだろう」と思っていました。
ケイトは「私には知らなくていいコトなんてない」と言っていました。わたしはケイトのこの言葉や、ジーザス富岡の「世の中には知らなくていいコトがあるんだ」という言葉にはすごく共感しました。
わたしの例で恋愛の話ですが、彼氏の元カノの話って、聞くことでその人のことをより知ることができる材料になると思います。
しかし聞いていて楽しいことは基本的になく、思い出せる記憶になってしまえば、不意に頭によぎってしまうこともあります。でも気になってしまうし、知りたいと思ってしまいますよね。
気になるあれこれ
キャスト
- 真壁ケイト:吉高由里子
- 尾高由一郎:柄本佑
- 野中春樹:重岡大毅(ジャニーズWEST)
- 真壁杏南:秋吉久美子
- 岩谷進:佐々木蔵之介
- 乃十阿徹:小林薫
ゲスト
- ジーザス富岡:新納慎也
まとめ
今回はドラマ「知らなくていいコト」4話の感想をお話ししました。
ケイトの父の真相も気になりますが、毎回ケイトが自分の父のせいで思い悩まされるのが悲しいですね。
今回、乃十阿徹が「慶英大学にとって汚点だった」と言われていたのもとても悲しく感じました