吉高由里子さん主演のドラマ「知らなくていいコト」の8話が放送されました。
殺傷事件から状況はどんどん悪い状況へと進み、ケイトにいろんな苦しみが重なっていく回でした。
今回も観たのでその感想をお話しします。
読まれる際はそのことをご理解したうえでお読みください。
第8話の感想
ケイトを苦しめる尾高さんの優しさ
ケイトのことが好きになってしまっている尾高さんは、心配の電話やLINEをしていました。ケイトも尾高さんのことは好きですし、嬉しいと思います。
しかしケイトは尾高さんが妻子持ちであることに引っ掛かっており、かなり悩んでいますね。
わたしも不倫で悩んでいたことがあったのでケイトにはすごく共感します。
自分の気持ちを抑えられなくなっている尾高さんには苛立ちますし、ケイトと一緒になりたいならちゃんとしてほしいと思いました。
前回の感想で「尾高さんが家族愛と恋愛をどう天秤にかけているのか気になる」とお話ししましたが、わたしの彼氏は「家族愛とか恋愛とか関係ない強い絆がケイトとの間にあんねん!」と熱弁していました。
尾高さんの家庭環境などは明かされていませんし、尾高さんの家族への心境がわからないので何とも言えませんが、尾高さんの気持ちはまだ理解できないと思いました。
ケイトの更なる心の傷
ケイトは通行人を見るだけで、自分が刺された時のことを思い出してしまったりと、当時の出来事が明らかにトラウマになっていました。
それだけでも精神的ダメージは大きいのに、春樹のリークにより世の中には自分が乃十阿徹の娘だということが広まってしまいましたね。
自分の家まで特定されてしまい、街中では記者に取り巻かれ、常に周りの視線にさらされるようになりました。想像するだけでもその辛さを感じますよね。
わたしも見ず知らずの人にオカマとののしられ、視線を感じる日々を送ったことがあるので少し気持ちが分かります。
尾高さんのこともあり、ケイトの辛さは三重苦ですね。
変わらない周りの対応
ケイトのリークに対して、編集部のケイトに対する目はいつもと違っていました。
それに対し岩谷編集長の編集部全員に向けた「何も変わらない姿勢」というセリフが印象的でした。
その言葉もあってか、編集部内のほとんどの人はケイトに普通に接していましたね。そのことが嬉しくてケイトは涙を流していました。
「このことを知られると嫌われるかもしれない」と思うことってわたしたちにもありますよね。
わたしもトランスジェンダーであることをカミングアウトした時、相手との今後の関係が崩れるかもしれないと悩みました。
ケイトの周りの反応と同じように、ほとんどの人が普通に接してくれて、わたしも嬉しくなったことを思い出しました。
気になるあれこれ
キャスト
- 真壁ケイト:吉高由里子
- 尾高由一郎:柄本佑
- 野中春樹:重岡大毅(ジャニーズWEST)
- 真壁杏南:秋吉久美子
- 岩谷進:佐々木蔵之介
- 乃十阿徹:小林薫
ゲスト
- 相田依子(自殺した相田の妻):遠藤久美子
- 石森(東源出版・副社長):大高洋夫
まとめ
今回はドラマ「知らなくていいコト」8話の感想をお話ししました。
ケイトに共感することが多く、心が痛む回でした。
次回予告で尾高さんが離婚届を持っていましたが、どう展開していくのか気になります。
最終話も近くなり、いろんなことが核心に迫りだしましたよ!