1月9日より「知らなくていいコト」という吉高由里子さん主演のドラマが始まりました!
キャッチコピーは「信じられないスクープは、私自身のことでした。」
何だか少しそそられるキャッチコピーにドラマタイトルです。実際に観てみたので今回はその感想をお話しします。
読まれる際はそのことをご理解したうえでお読みください。
第1話の感想
あらすじ
一流週刊誌“週刊イースト”の特集班記者・真壁ケイト(吉高由里子)は、仕事に恋に充実した日々を送っていたある日、同居する映画翻訳家の母・杏南(秋吉久美子)が倒れたと連絡を受ける。未婚のままケイトを育て上げた杏南は、病床でケイトの父があの“キアヌ・リーブス”だと言い残し、あっさり亡くなってしまう!連載班の後輩で恋人の野中春樹(重岡大毅)に相談するもジョークでは、と取り合われない中、母の書斎から若き日の母とキアヌ・リーブスの写真が出てきて……!
数日後、仕事に復帰したケイトは、ずっと追っていた詐欺のネタを編集長の岩谷(佐々木蔵之介)に直談判する。ネット上の架空の人物に恋をして大金を貢ぎながら、自分は騙されていないと信じる高齢女性・多賀笑子(倍賞美津子)に取材をするべく、笑子が営む茶道教室に入門するケイト。しかしガードの固い笑子を前に取材は難航。そんな中、海外出張から戻った動物カメラマンでケイトの元カレの尾高由一郎(柄本佑)が線香を上げにケイトの家に訪れる。杏南の最期の言葉を聞き「ステキじゃないか」と“父親キアヌ説”を否定しない尾高に元気をもらうケイト。尾高はその帰り、ケイトには言えない3年前のある出来事を思い出していた……。翌日、詐欺取材に行き詰まるケイトは、母の遺品からある物を見つける。その先には自分のルーツに関わる衝撃の事実が隠されていた……!!
第1話あらすじ(2020年1月8日放送)|知らなくていいコト|日本テレビ
予告でもあった通り、主人公のケイトは冒頭から母の死に直面し、自分の父が「キアヌ・リーブス」であると告げられます。それをきっかけに自分の父について調べ始めると、自分の父が「犯罪者」であることが発覚します。
冒頭からの話のテンポがかなりよく、最初はサクサク話が進みました。その後の茶の間のシーンでは一度テンポを落としたりと、単調さを感じさせないテンポの良さも引きこまれた要因の一つです。
「知らなくていいコト」を知ることは悪いことだらけではない
ラストシーンでケイトが婚約したての春樹に婚約破棄されます。理由はケイトが「犯罪者の娘」ということが発覚したからです。
個人的にここがかなりグサグサきました。
わたしも自分がトランスジェンダーであることで、過去に振られた経験があるため、共感する部分がありました。
しかも一方的に振られてて悲しい現実を感じました…
ラストシーンでケイトが婚約破棄されてしまったことを考えると、ケイトの父親が「犯罪者」であることは「知らなくていいコト」だったように思います。
しかし「知らなくていいコト」を知ることは悪いことばかりではなく、破棄されるまでのシーンでは、 「知らなくていいコト」 を知ることでケイトは愛のすばらしさに気づくことができました。
ケイトは自分の父が「「犯罪者」であること」=「知らなくていいコト」を知り、恐る恐る恋人の春樹に伝えていました。
しかし春樹は、そんなことは関係なくケイトと一緒にいたいと言います。
母親の死や父親の真相など辛いことが続いていたケイトですが、この出来事により、「愛はどん底から頂点まで引っ張り上げてくれるもの」ということを知ります。
そして作中で出てくる結婚詐欺の被害者、笑子が騙されているのではなく、愛を買うために自ら貢いでいることを察します。
わたしも愛情を大いに感じたい生き物ですし、詐欺に遭いたいとは思いませんが、この部分にはすごく共感しました。
気になるあれこれ
主題歌
ドラマを観ると気になるのが主題歌ですね!
「知らなくていいコト」の主題歌はflumpoolの「素晴らしき嘘」です。
上記のリンクで少し視聴できますが、気になる方はそのままダウンロードしちゃいましょう!!
キャスト
- 真壁ケイト:吉高由里子
- 尾高由一郎:柄本佑
- 野中春樹:重岡大毅(ジャニーズWEST)
- 真壁杏南:秋吉久美子
- 岩谷進:佐々木蔵之介
- 乃十阿徹:小林薫
ゲスト
- 多賀笑子:倍賞美津子
公式サイト
参考 知らなくていいコトまとめ
今回はドラマ「知らなくていいコト」1話の感想をお話ししました。
自分ではどうしようもないことで恋人に振られた経験を持つ人って、意外と多いんじゃないでしょうか?
話の流れもスムーズで共感する部分もありわたし的には、今期続きが気になるドラマになりました。
引き続き観ようと思いますので、皆さんの感想も教えてもらえれば嬉しいです。